油分解複合微生物製剤
バイオラップシリーズは、n-Hex、有機物を強力に分解し、油分(動物油)・BOD・COD・窒素・リンの低減効果、スカム・浮上汚泥の防止、臭気の低減等の効果を発揮する油分解複合微生物製剤シリーズです。
「油分解複合微生物製剤 バイオラップシリーズ」はこんな現場におすすめです
- 水質が安定しない。
- ノルヘキ値が放流基準を超過する。
- 負荷が高く処理がうまくいかない。
- BOD値を下げたい。
- 沈降性を良くしたい。
- 負荷がかかると、直ぐに処理が不安定になる。
- 処理能力を高めたい。
- 悪臭を改善したい。
- 動植物油の分解機能を向上させたい。
「バイオラップシリーズ」の用途
排水処理施設の水質浄化(動植物油・BOD分解、N、P低減等)
「バイオラップシリーズ」の特徴
- 有機排水、特に油分を浄化する複合微生物製剤です。
- 動植物油や有機物の分解に特化した微生物群と数種類の酵素、生理活性物質、ミネラル等がバランス良く配合されています。
- 高負荷でも安定した処理が可能になります。
- 油分(動植物油)、BOD、COD、N、Pの低減効果が得られます。
- 汚泥の凝集・沈降性が向上し、透明度が増します。
- スカム・浮上汚泥の防止、臭気の低減効果が得られます。
- 資化・分解が進み、余剰汚泥の発生量が低減できます。
- 適用現場：乳製品製造工場、ピラフ製造工場、冷凍食品加工場、水産加工場、菓子製造工場、食肉加工場、養豚・養鶏場、醤油製造工場、給食センター等の排水処理(活性汚泥処理)
「バイオラップシリーズ」の使用方法
バイオラップ(粉体)の使用方法
日流入水量1tに対して10~20gを1日1回、流量調整槽または曝気槽へ投入してください。
バイオラップリキッド(液体)の使用方法
日流入水量1tに対して10~50gを薬注装置を用いて流量調整槽または曝気槽へ比例注入してください。
【投入量の目安】
薬注入装置を用いて、流入水量に対して、所定量を流量調整槽または曝気槽へ比例注入してください。
[原水中のn-Hex値が250mg/L程度未満の排水処理施設の場] 目安注入量：10~30mg/L
[原水中のn-Hex値が250mg/L程度以上の排水処理施設の場] 目安注入量：30~50mg/L
よくある質問
専用の薬注装置がいりますか？
バイオラップ(粉体)を用いる場合は手投入で問題ありませんが、バイオラップリキッド(液体)の場合は薬注装置をご使用ください。一般的な簡易の薬注装置で問題ありません。
常時入れないといけませんか？
一時的な過負荷や季節的な要因、一時的な有害菌の増殖の場合は常時入れる必要はありませんが、慢性的に処理が不安定な場合は常時投入してください。
間違いなく効果が出ますか？
多くの現場で高い効果が得られており、自身を持っておすすめできる製品ですが、水質のトラブルは様々で、トラブル原因によってはバイオが十分に定着せず効果を発揮しない場合もありますので、ご相談を頂ければと思います。
すぐに効果はでますか？
十分に効果が出るまで、1～2週間かかる場合があります。投入直後から急速に有用微生物が増殖しますが、現場の環境に順応するまで多少の時間を要します。
製品荷姿および価格
ご使用・ご注文の際は、各製品のカタログ内「注意事項」を必ずご確認ください。
