嫌気発酵促進剤
メタラーゼは、嫌気発酵を促進し、排水の処理効率を上げます。畜産排水等の嫌気処理効率を改善する複合酵素微生物群を配合した、し尿処理、畜産、合併浄化槽(嫌気ろ床)、ピット槽、ラグーン等の嫌気処理工程の種付け、処理機能回復にも高い効果を発揮する嫌気発酵促進剤です。
用途
排水処理施設の嫌気処理効率の改善
特徴
- 嫌気発酵を促進、酵素、微生物、活性剤が排水の処理効率を上げます。
- 通性嫌気性菌と好気性菌、酵素、活性成分等をブレンドしています。
- 難分解性有機物を速やかに可溶・低分子化することができます。
- 有機物、N、P、動植物油等を低減させることができます。
- し尿処理、畜産、合併浄化槽(嫌気ろ床)、ピット槽、ラグーン等の嫌気処理工程の種付け、処理機能回復にも高い効果を発揮します。
- スカム、余剰汚泥の発生を抑え、発泡等のトラブルを低減させます。
- 硫化物や硫黄類等の臭気物質を分解することで、臭気を低減します。
- 用途:し尿処理施設、畜産(養豚場、養鶏場、牛舎等)、パーラー排水、合併浄化槽(嫌気ろ床)、ピット槽、ラグーン等の嫌気処理、堆肥処理の種付け、処理機能回復
使用方法
- 嫌気槽容量に対して100g/m3の濃度で1ヵ月に1回投入して下さい。
- または、嫌気槽容量に対して20g/m3の濃度になるよう10日に1回の頻度で投入して下さい。
こんな時におすすめ
- 嫌気処理がうまくいかない。
- 処理を安定させたい。
- 難分解性有機物を多く含む排水を処理したい。
- 処理能力が落ちた。
- 処理施設の悪臭を低減したい。
- 高負荷の排水が流入した際に、処理が悪化する。
注意事項
- UASB法等高度な管理の下でメタン発酵処理を行っている場合は急激な微生物相変化等により処理が不安定になる場合があります。
- 使用方法/用途を順守してご使用下さい。スカム等が多い場合は、本剤がスカムに付着し、混ざりにくいので、本剤をぬるま湯で一旦溶解させ、槽に投入して下さい。
- 冬期になると活性が僅かに落ちますので、寒冷期は、通常投入量の1.2~1.5倍量を寒冷期になる2~3週間前から投入して下さい。
- 本製品には酵素やミネラル類を含有していますのでアレルギーをお持ちの方は注意して下さい。
- 吸引しない様に風上から投入して下さい。マスク等の保護具を着用して下さい。
- 直射日光を避け、冷暗所に保存して下さい。
- 家畜に直接摂取させたり、牛舎・豚舎内に散布したりしないで下さい。直接摂取すると家畜に有害です。
- 開封後は湿気を帯びない様に密封して下さい。腐敗し、有用微生物の活性が落ちます。
- 詳しくは安全データシート(SDS)を参照下さい。