現場情報
- 食肉加工場
- 100㎥/日
- 活性汚泥処理
トラブル状況
- 動植物油が排水に混入しだすと排水処理が急激に悪化することがありました。
- 原水の負荷時変動に対応できずに、ノルヘキ値が基準を超過することがありました。
- 汚泥の沈降性が悪く、沈殿槽で汚泥が浮上することがありました。
- 調整槽にスカムが右記、悪臭源になっていました。
対応
グリスパーゼを原水槽に10mg/Lの濃度で点滴投入しました。
改善
- 負荷変動が起きても、安定的に処理が進むようになりました。
- 未分解の油脂類に起因する汚泥・スカムの浮上が低減しました。
採水日 | 薬品投入状況 | ノルヘキ値[mg/L] 原水 | ノルヘキ値[mg/L] 処理水 | 除去率[%] |
5/12 | 投入無し | 650 | 75 | 88 |
5/18 | 投入無し | 280 | 25 | 91 |
5/25 | 投入有り | 600 | 15 | 98 |
6/03 | 投入有り | 700 | 5 | 99 |
6/10 | 投入有り | 360 | 2 | 99 |
6/27 | 投入有り | 550 | 2 | 99 |