配管除菌・洗浄剤
バススイーパー42は、温浴/温泉施設等の配管内に付着したバイオフィルム(生物膜)や汚れを強力に分解・剥離除去します。非医薬用外劇物で、一般的な過酸化水素洗浄工法と比べ、安全で、取扱いが容易な配管生物膜除去剤です。
用途
温浴施設の循環配管ラインに付着した生物膜、石鹸カス類、 マンガン・鉄系汚れの除去
特徴
- レジオネラ属菌の温床となる生物膜を強力に除去できます。
- 生物膜の足場を溶解させると同時にアメーバ類や皮脂類を溶菌・溶解させ、発泡・除菌・浸透洗浄力で生物膜を根こそぎ除去します。
- 医薬用外劇物に該当しない普通物で構成されており、一般的な過酸化水素洗浄工法と比べ、安全で、取扱いが容易です。
- 過酸化水素の数分の一の使用量で済むので、持ち運びや作業が簡単です。
- 順番に1剤、2剤、中和剤を入れるだけなので、作業が簡単です。
使用方法
- 浴槽の水量を循環可能な量まで減らします。
- 水1tに対して1剤を投入し、30分程度循環後、2剤を投入して下さい。
- 2剤を投入後、60~90分程度循環して下さい。
- 循環後、中和剤を投入し、30分程度循環後、排水して下さい。
- ろ過機がある場合は逆洗を行い、1~2回水洗いして下さい。
こんな時におすすめ
- レジオネラ対策で配管内を洗浄したい。
- 配管内のネバネバした汚れを洗浄したい。
- 浴槽にフワフワした汚れが出てくる。
- 浴槽に泡が出るようになった。
- 配管内壁、ろ過機に付着したバイオフィルムを除去したい。
- 過酸化水素よりも扱いやすいものを探している。
- 自分たちで簡単に作業できるものを探している。
- 医薬用外劇物ではない安全なものを探している。
注意事項
- 水洗い後、高濃度塩素除菌/二酸化塩素除菌を行うとより高い衛生管理ができます。本製品の使用中に塩素剤等の他の薬剤を併用すると有害なガスが出て危険ですので止めて下さい。
- 汚れが少ない場合(特に水風呂等)は、2剤投入後の発泡が60分以内に収まる場合があります。その際は、少し早めに中和剤を少量入れると再発泡が起き、効果的です。発泡が収まっても時間をかけることで汚れが溶解し、出てきますので、できるだけ十分な循環時間を取って下さい。
- 生物膜が出てくるので、配管洗浄後は十分にろ過器の逆洗を行って下さい。逆洗・水洗い洗浄が不十分ですと濁った水が出続ける場合があります。
- 中和剤投入時に再発泡します。循環ポンプがエアがみする恐れがあります。心配な場合は、2~3回に分けて投入したり、10L程度の水に溶解させ、徐々に投入して下さい。
- 溶液/顆粒が御影石や大理石、木質表面等に付着すると変色する可能性があるので、使用後の液ダレした容器を置く際等は注意して下さい。
- 一部メッキ加工金属素材や木製浴槽を変色させる可能性がありますので注意して下さい。
- 作業時はレジオネラ属菌を含む可能性がある汚れがエアロゾルとなり、飛散する可能性があります。換気、マスク等をする等十分に作業員の安全を確保して下さい。
- 本製品を使用することで、高い衛生管理ができますが、レジオネラ属菌を100%駆逐、または防止することを保証するものではありません。また、レジオネラ症等を100%防止できることを保証するものではありません。条例・保健所の指導に従い、適切な衛生管理を合わせて実施して下さい。
- 高齢者や幼い子供の手の届かない場所で厳重に保管して下さい。
- 本製品は一度に使い切って下さい。詳しくは安全データシート(SDS)をご参照下さい。